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2016年6月26日日曜日

MotoGP第8戦オランダGP予選:ドビジオーゾがウエットコンディションを制し、今季初ポール獲得

 MotoGP第8戦オランダGP、MotoGPクラスは、オランダのアッセンで2日目の予選を行い、アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)が1分45秒246でポールポジションを獲得した。

 MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはドビジオーゾ。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたポル・エスパルガロ(ヤマハ・テック3)とヨニー・エルナンデス(アスパー・チーム)のふたりを加えた12名のライダーによって、Q2は争われた。

 MotoGPクラスもMoto3クラスの予選後に行なわれたフリー走行4回目からウエットコンディションとなり、転倒者も多く出る難しいコンディションとなった。

 気温17度、路面温度21度のウエットコンディションで争われたQ2ではセッション開始早々にマーベリック・ビニャーレス(スズキ)が転倒、さらにやや遅れてコースインしたマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)もアタック1周目に転倒を喫した。

 ドビジオーゾは開始8分すぎにトップタイムを記録。その後、2回目のアタックが始まると、ポル・エスパルガロがファステストを更新する。終了目前のアタックではバレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)がトップタイムを記録するが、その背後につけていたドビジオーゾが最後に逆転、今シーズン初、2015年の開幕戦カタール以来となる、MotoGPクラス通算4回目のポールポジションを獲得した。

 2番手に1分45秒961でロッシ、3番手に1分46秒312でスコット・レディング(プラマック)が続き、レディングはMotoGPクラスベストグリッド、初フロントロウを獲得。

 マルケスは転倒直後にコースサイドにいたカメラマンのスクーターを借りて、自ら運転してピットに戻り、セッション終盤にマシンを乗り換えてアタック再開、最後のアタックラップで1分46秒430をマークして4番手を確保した。

 5番手に1分46秒568でカル・クロッチロウ(LCRホンダ)、6番手に1分46秒828でエルナンデスが続き、ポル・エスパルガロが1分46秒997で7番手に。

 8番手に1分47秒118でアレイシ・エスパルガロ(スズキ)、9番手に1分47秒567でアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)、10番手に1分47秒601でダニロ・ペトルッチ(プラマック)の順となった。

 ホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ)は1分47秒897で11番手と今シーズンワーストグリッド。ビニャーレスも転倒後、マシンを乗り換えてアタックを継続したが、1分48秒415で12番手に終わった。

 以下、Q1の結果順にエクトル・バルベラ(アビンティアレーシング)が1分48秒830で13番手、ブラドリー・スミス(ヤマハ・テック3)が1分48秒909で14番手アルバロ・バウティスタ(アプリリア)が1分49秒163で15番手。

 ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)はFP4で転倒、Q1でもペースが上がらず、1分49秒364で16番手に。

 以下、17番手に1分49秒678でユージン・ラバティ(アスパー・チーム)、18番手に1分49秒685でステファン・ブラドル(アプリリア)、19番手に1分49秒775でジャック・ミラー(マークVDS)、20番手に1分49秒779でティト・ラバット(マークVDS)、21番手に1分50秒204でミケーレ・ピロ(アビンティアレーシング)の順となった。

 なおスターティンググリッドは、前戦カタルニアGPでのペナルティポイントの累積により、イアンノーネが最後尾スタートとなることから、10番手のペトルッチ以下のグリッドがひとつずつ繰り上がることになる。
[オートスポーツweb ]

 天気が猫の目のように変わるのもこのコースの特色だ。
 ロッシの優勝だろう。

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