ページビューの合計

2016年6月19日日曜日

近藤健介 日本ハム 今季初マスクが生んだ隙 本塁も二塁もアウト取れず

◇交流戦 日本ハム2―3中日(2016年6月18日 ナゴヤD)

 細かい決めごとを作って練習を繰り返したプロでも対応できない打球がある。中日・平田の放った中前打で日本ハム守備の連係は崩れた。

 6回無死二塁、平田の中前打を中堅の陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)が本塁へ送球。捕手の近藤は本塁から3メートルほど前で捕球した。勝ち越しの二塁走者・荒木はノーマークで生還。その間に打者走者の平田は二塁進塁を狙ったが、近藤は送球すらできなかった。

 「ファースト(中田)が(カバーに)入ってなかったので迷った」。近藤は本塁でも二塁でもアウトを取れなかった中途半端なポジショニングを悔やんだ。二塁の田中賢は打球を追ったため、本来のカバーは中田の役目だが、白井内野守備走塁コーチ兼作戦担当は「二塁が捕る(二ゴロ)かもしれないから一塁は動けない」と説明した。

 近藤は捕手登録ながら、左膝故障の影響もあり、ここまで右翼29試合、左翼2試合、三塁1試合(途中出場)。今季初マスクでは想定外の状況だった。二塁進塁した平田はナニータの左中間二塁打で生還し、結果的に1点差ゲームでは痛すぎる3点目を失った。19日の中日戦に敗れ、ソフトバンクが勝てば日本ハムの自力Vは消滅する。  (君島 圭介)
(スポニチアネックス)

 打てる捕手が欲しいけど、守備がイマイチでは。

0 件のコメント:

コメントを投稿