そのうえで「米国の核脅威のために核兵器をつくり、運搬手段も備えた。これからは(北)朝鮮の非核化を論じる会談に応じる考えはない」と述べ、6カ国協議に参加する考えのないことを改めて強調した。
崔氏は北京で同日まで開かれた米研究機関主催の国際会議「北東アジア協力対話」に出席していた。ほかに日本の金杉憲治外務省アジア大洋州局長や中国の武大偉朝鮮半島事務特別代表、米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表らも参加した。
関係者によると、会議で崔氏は、米国に対して敵視政策放棄や平和協定締結などを訴える一方、「世界が非核化されないうちは核を放棄できない。6カ国協議は死んだ」と強調したという。これに対し、各国関係者らは北朝鮮のミサイル発射を非難するとともに、北朝鮮の核保有を認めないとの意見が相次いだという。
一方、金杉局長は23日夕、記者団に対し、崔副局長と5分程度、接触したことを明らかにした。
金杉局長は崔氏に対し、ミサイル発射に抗議して核・ミサイル問題での日本の立場を伝えたうえ、ストックホルム合意に基づくすべての拉致被害者の早期帰国の実現が大事だと説明した。だが「(崔氏から)大きな反応はなかった」(金杉局長)という。
(毎日新聞)
北に核は危険だろう。
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