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2016年6月4日土曜日

日本ハム栗山監督が称賛する斎藤佑樹の“支配力” 交流戦中の先発再転向あるか

救援で登板&Gクリーンアップ斬り、会場の大歓声に「あれが試合の流れを変える」
 日本ハムの栗山英樹監督が3日の巨人戦(東京ドーム)で好救援を演じた斎藤佑樹投手について、「試合を支配する力を持ってる」を絶賛した。

 斎藤は4点ビハインドの7回から3番手として救援。プロ初マスクのソフトボール出身・大嶋とバッテリーを組み、先頭・坂本を140キロ直球で遊ゴロ。4番の長野はフォークで三ゴロに仕留め、阿部も初球、141キロ直球で左飛に打ち取った。

 たった8球で3者凡退。直後の8回表にレアードの特大3ランが飛び出し、1点差の9回も2死満塁の逆転機を作るなど打線が一気に活性化した。試合後、栗山監督はチームに流れを呼んだ右腕を褒めちぎった。

「(斎藤が場内にコールされた時の)歓声が凄かったよね。ああいうのが試合の流れを変えるんだ。球場を支配するというか……これは彼の持っている力だと思う」

 これまで栗山監督は「チームに勢いを与えられる投手」と期待してきたが、敵地の巨人戦で改めてその“能力”を感じ取った様子だった。

2軍調整の加藤の代役は「いろんな可能性がある」
 また、この日、先発ローテを任されてきた新人左腕・加藤が2軍再調整となった。2日のヤクルト戦(札幌ドーム)での投球中に左スネに打球を受けた影響だが、斎藤には6連戦が続く交流戦中に先発復帰する可能性もある。試合前、栗山監督は加藤の代役について、広い視野で模索する考えを明かした。

「いろんな可能性があるよね。(代役を)下(2軍)から呼ぶのもいいし、(1軍の)中継ぎを使うことも考えている。しっかり考えます」

 栗山監督はこれまでに先発6番手候補について、1軍ブルペンで待機する斎藤や高梨、2軍の新垣や中村勝の名前を挙げていた。斎藤は1軍5試合救援で防御率3・38と好投を続けているものの、2軍では先発ローテで回っていた。斎藤が先発復帰する可能性も十分ありそうだ。

 チームは4-5でカード初戦を落とし、首位・ソフトバンクとは最大8・5ゲーム差に広がった。

「打てる手は全て打ったつもり。もう1つ何かが足りないということ。野球ファンをワクワクさせる試合にはなったけど、相手を追いつめているわけだから勝ちきらないといけない」

 交流戦で斎藤の先発再転向はあるのか。栗山監督の今後の決断に注目だ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count
 絶賛であれば、競っている場面で使うべきでしょう。

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