6日は1試合で2本の2ランを放つと、昨7日も4打数2安打。ソフトバンクとの首位攻防戦で大暴れし、勝ち越しに貢献した。日曜日先発の二刀流なら週4日しか試合に出られないが、野手専念なら6日出場できる。毎試合、中軸打者として相手バッテリーに恐怖を与えられるのだ。
「投手大谷」にとっても悪いことではない。
「筋肉量を5キロアップさせて臨んだ今季は、体の使い方も手探り。投球が安定してきたのは5月の下旬からです。しかも、160キロ超えの速球を投げ続けた上、実質的エースという立場だけに精神的にも負担が大きかったはず。前半戦の疲労は昨季以上で、栗山監督が野手起用にストップをかけたこともある。それだけに肩とヒジを休ませることが出来るのは、終盤戦に向けてプラスになる」(球団OB)
大谷のバットは4番の中田にも刺激を与えている。昨7日の試合では17号2ランを含む、5打数4安打5打点。逆転打、中押し、ダメ押しと奮迅し、80打点はリーグトップだ。
「6日の試合が終わった時点で、共に16本塁打。中田にしてみれば、打席数が半分強の大谷にホームラン数で並ばれたのはショックだったでしょう。大谷は普段から練習時間の多くを投手に割き、打撃練習は試合前のフリー打撃程度。それが毎試合4番として出場している自分よりも打っている。中田は常々、『こだわるのは長打よりも打点』と言っているが、大谷の成績に何も思わないほど達観しているわけではありませんからね」(前出のOB)
大谷の貢献度は計り知れない。
(日刊ゲンダイ)
大谷の活躍でソフトバンクを超えられるか。
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