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東京五輪・パラリンピックのボランティアらへの新型コロナワクチン接種について、政府が、東京・大手町の「自衛隊大規模接種センター」の利用を検討していることが11日分かった。65歳以上の高齢者への接種で予約枠に空きが生じているため有効活用する。 政府関係者によると、選手の近くで活動するボランティア約9千人には国際オリンピック委員会(IOC)から無償提供されたワクチンを活用するが、大会ボランティア約7万人のうち、約5万人は接種のメドがついていないという。 センターは政府が5月に東京と大阪に開設したが、東京会場は今月14~27日の予約枠14万件のうち、11日午後時点で約8割が埋まっていない状況だ。 政府はセンターでの接種者の対象地域を全国に拡大。今後、64歳以下の一般向け接種にも活用したい意向だ。五輪は7月23日に開会する予定で、官邸幹部は「早めに打たないと間に合わない」と話す。 ボランティアへの接種をめぐっては、丸川珠代五輪相が9日の参院文教科学委員会で、全ボランティアへのワクチン接種を検討していることを明らかにしていた。一方、大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は10日、「全員(の接種)はおそらく難しい」と述べた。(小野太郎)
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5万人のボランティアのワクチン接種のメドがついていないのに、開催できるのだろうか。
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