無観客の五輪を推奨し、五輪のリスクについて納得のいく説明を求めた「尾身提言」にどう向き合うか。政府や組織委は厳しい注文を突きつけられた。とりわけ深刻なのが観客問題だ。
政府や東京都などは、21日の5者協議で五輪の観客をどうするか方向性を決める方針。菅首相は17日の記者会見で、感染状況が改善した場合のイベント制限を「最大1万人」とする政府方針に触れ、有観客の五輪に意欲を示したばかり。その会見に並んで臨んだ尾身氏から、翌日に無観客を提言された。
首相に近い自民党議員は「提言は科学的根拠に基づく。無観客にすべきだ」と言う。菅政権は昨秋の「第3波」でも、専門家の提言を受け入れずに観光支援策「Go To トラベル」を継続。世論の批判を浴び、支持率の急落を招いた。東京ではすでに「第5波」の到来も懸念されている。無観客の推奨に向き合わず、五輪がらみで人の流れが大きく増えて感染の再拡大を招けば、「首相は責任をとらざるを得ない」(自民党幹部)との見方が政権内でも語られ始めている。
***********************************************************
有観客で強硬開催し、感染再拡大で現政権は終わりでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿