国税庁は17日、全国の国税局が2020年度に検察庁に告発した脱税事件は83件で、脱税総額は約69億円だったと発表した。件数は51年ぶりに100件を下回り、総額は過去最少。同庁は、新型コロナウイルスの感染拡大によって「(職員の)出勤抑制や移動制限など調査上の制約があった」と説明している。 告発した83件のうち、国税庁が重点事案としている消費税法違反事案は18件(前年度比14件減)▽無申告事案は13件(同14件減)▽国際事案は27件(同2件増)。処理件数に対する告発率73・5%は過去10年間で最も高かった。
同庁によると、強制調査(査察)の際には、コロナ対策として、人と人との距離の確保▽マスクの着用▽手洗いの徹底などに留意。クラスター(感染者集団)の発生はなかったという。(中野浩至)
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コロナの影響も、巧妙化して捕捉できていない事案も多数あると思います。
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