◆米大リーグ フィリーズ9×―7エンゼルス(5日・フィラデルフィア=シチズンズバンク・パーク)
エンゼルス・大谷翔平投手(27)が5日(日本時間6日)、敵地・フィリーズ戦に「2番・指名打者」でフル出場し、先制点につなげる二塁打を放つなど5打数1安打。チームはサヨナラ負けを喫して、11連敗となった。
チームは前日4日(同5日)の同カードで2―7と完敗し、泥沼10連敗。最大11あった貯金も底をつき、勝率は5割になった。苦しい状況の中で、大谷は8試合連続のスタメン出場。日曜は3週間連続で本塁打を放っており、フィリーズの先発右腕・ギブソンとも19、20年に対戦して3打数2安打と相性はよかった。
両軍無得点の初回1死走者なしの1打席目は、カウント1―1から3球目のカットボールをはじき返すも三ゴロ。打球速度は105・8マイル(約170・3キロ)と鋭い当たりだったが、一、二塁間を守っていた三塁手正面へのゴロで、シフトに阻まれた。
4回無死一塁の2打席目も、内野手が一、二塁間に3人が守って三塁線がガラ空きな極端なシフトを敷かれる中、内角高めのカットボールを力いっぱいに引っ張ってシフトの頭を越える右翼線への二塁打。2試合連続安打で、5試合ぶりの長打を放った。続くトラウトも四球を選んで無死満塁のチャンスを作ると、ウォルシュの右前2点適時打で二塁から生還。さらにアデル、スズキの適時打などで打者一巡5得点の猛攻を見せ、連敗脱出へ5点のリードを奪った。
2番手右腕・ネルソンと対戦した5点リード、5回先頭の3打席目は、4球連続チェンジアップの配球にタイミングが合わず空振り三振。3番手左腕・サンチェスと対戦した3点リードの7回2死走者なしでは遊ゴロに倒れ、9回2死一塁の5打席目も3球で見逃し三振だった。
チームは4回に5点を先取。5回に2点を返されるも、8回にマーシュの適時打で1点を追加してリードを4点に広げた。8回裏に1死満塁のピンチを迎えて守護神・イグレシアスを投入。2死満塁でハーパーに右翼へ満塁本塁打を浴びて追いつかれた。それでも9回2死三塁でダフィーが一時は勝ち越しの適時打。だが、9回に2死一、二塁のピンチを迎えてイグレシアスからハーゲットにスイッチしたが、ストットにサヨナラ3ランを浴びて、ついに最大11あった貯金が借金1になった。
大谷の今季打撃成績は、207打数50安打の打率2割4分2厘で、11本塁打、32打点、7盗塁となった。
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大谷、トラウトが復調しないと上位浮上は難しいでしょうか。

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