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2015年7月28日火曜日

岡山市、固定資産税 48年超過大課税…還付は20年分


 岡山市が固定資産税と都市計画税の算定を誤り、市内の60歳代男性から48年以上にわたって、計約170万円分を過大に課税していたことが23日、わかった。

 市によると、今年4月下旬、市内で1965年度からアパートを経営している男性が市北区市税事務所へ相談に訪れ、発覚した。男性所有の土地について、敷地の間口を実際より広く設定したり、減額の特例措置のある集合住宅で、8戸なのに1戸分で計算したりして、過大に徴収していた。市はミスを認めている。

 地方税法では年1回、現地調査を行うことを定めているが、「過去の実地調査の有無などは不明」としている。

 市は資料が残っている68年度分から2015年度までの約170万円を過大課税と判断。市の補填金支払い要項で定める上限の20年分120万円については還付できるが、「それ以前の課税分については、対応が難しい」といい、担当者は「申し訳ないことをした。規定上限まで対応しており、理解を求めているところだった」としている。
(読売新聞)

 法律改正により、時効や期間制限を廃して、過大に納税していた税金の全額を還付できるようにすべきだろう。

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