ページビューの合計

2015年7月26日日曜日

【鈴鹿8耐】ヤマハ、19年ぶり優勝…設立60周年の節目に

 11時30分にスタートした2015“コカ・コーラ ゼロ鈴鹿8時間耐久ロードレースは19時30分にチェッカーを迎え、No.21 YAMAHA FACTORY RACING TEAM(中須賀克行/ポル・エスパルガロ/ブラッドリー・スミス)が204周で優勝した。

 残り1時間を切って、鈴鹿8耐恒例のライトオンボードが掲示。いよいよナイトランに突入する。これまでトップを快走してきた21番ヤマハは残り30分で給油のため最後のピットインを行い、中須賀からスミスに交替。アンカーとして最後のスティントに臨んでいった。

 その直後にヘアピン手前でまたしてもアクシデントが発生。なんと残り20分になろうかというところで今回6回目となるセーフティカーが導入。残り10分を切ったところでレーが再開。そのまま順位は変わらずチェッカーフラッグが振られた。

 今年設立60周年を迎えたヤマハは今年こそ優勝を勝ち取るためにファクトリーチームを用意。エースの中須賀克行に加え、現役MotoGPライダーのポル・エスパルガロ、ブラッドリー・スミスを起用。最強の布陣と、メーカーが威信をかけて開発してきた新型『YZF-R1』で見事なレース運びをみせた。ヤマハ陣営としては1996年以来19年ぶりの勝利。そして中須賀も悲願の鈴鹿8耐初制覇。エスパルガロとスミスは初挑戦での優勝となった。

 2位にはNo.778 F.C.C. TSR Honda(ジョシュ・フック/カイル・スミス/ドミニク・エガーター)が入り、チームとしては2012年以来となる表彰台。3位にはNo.17 TEAM KAGAYAMA(加賀山就臣/芳賀紀行/清成龍一)が入り、3年連続で3位表彰台を獲得した。
《レスポンス 吉田 知弘》

 ヤマハが、新型マシンを投入し、本気で勝ちを狙ったレース。
 序盤のストーナーの転倒でホンダの連覇ならずも、盛り上がった8耐でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿