調布市 小型機墜落事故 安全速度に達しないまま離陸か…停止もできず？

　東京都調布市の住宅街に小型プロペラ機が墜落し、８人が死傷した事故で、小型機は、安全な離陸に必要な速度に達しないまま、離陸に踏み切った可能性があることが、国土交通省への取材で分かった。

　航空関係者からは「速度を上げようと、滑走路の末端近くまで滑走を続けた結果、止まることもできなくなったのでは」との声も上がっている。

　国交省などによると、航空機には、機種ごとに安全に離陸・上昇を続けられる「安全離陸速度（Ｖ２）」が定められている。事故を起こした米パイパー社の単発機「ＰＡ―４６―３５０Ｐ型」（マリブ・ミラージュ）の飛行規定によると、安全に離陸上昇するための「Ｖ２」にあたる速度は９１ノット（時速約１６９キロ）だった。

（読売新聞）

　パイロットの人為的ミスが墜落原因のようだ。

　小型機の重量が重くて、必要な速度に達しなかったのか。