東京都足立区の東京メトロ千代田線・北千住駅で、駅名を記したパネルの一部が「北干住」と誤って表示されていたことがわかった。29日朝から「干」の上に「千」の文字を貼って修正したが、SNS上で誤植を指摘する書き込みが拡散。東京メトロ(東京都台東区)は「完全にチェックミス」と謝罪する一方、「こんなに話題になるとは思わなかった」と困惑を隠せないでいる。8月中に正しいパネルを設置する予定という。
パネルを付け替えたのは6月30日~7月6日の間で、ホームから線路を挟んだ壁に設置している駅名の電光パネル27枚を新調した。21日に、同駅を通過した運転士が誤植に気付いて報告。同社はすぐに正しいパネルを発注したという。しかし、そもそもなぜ誤植してしまったのかは、謎のままだ。
同社は28日の終電後に「干」の上に「千」の文字版を貼って対応したが、SNS上には誤植そのものの指摘に加え、「『北干住』終了」と誤植が無くなることを惜しむ書き込みまで登場した。「よもやこんなに拡散されるとは考えてもみなかった」と同社。誤植発見からパネル再発注と、粛々と事を進めていたはずのところに起きた“炎上”騒ぎで、加えて新たなパネル費用の支出も発生する。暑かった7月だけに「干上がってしまいそう」とのつぶやきが聞こえそうだ。【江刺弘子】
(毎日新聞)
担当者が、干と千を混同していたのでしょうか。
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