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2015年7月31日金曜日

自民党がJSC理事長の更迭要求「一義的な責任はトップにある」


 自民党の河野太郎行政改革推進本部長は30日、新国立競技場の建設計画見直し問題をめぐり、事業主体である日本スポーツ振興センター(JSC)の河野一郎理事長の更迭を政府に求める考えを示した。「一義的な責任はJSCトップにある。更迭すべきだ」と党本部で記者団に語った。

 行革本部は一連の問題の検証を進めており、河野本部長は8月のお盆前にまとめる報告書に理事長の責任を明記したいとの意向も表明した。

 下村博文文部科学相の責任に関しては、同省がJSCを所管することを踏まえ「監督責任はある」と述べた。報告書に盛り込むかどうかは明言しなかった。

 行革本部は30日、競技場建設の担当者で辞職が決まった文科省の久保公人スポーツ・青少年局長らを党本部に呼び、当初1300億円と見込まれた総工費の積算根拠をただしたが、明確な説明はなかったという。
(サンケイスポーツ)

 責任のたらい回しなんだろう。

 野党は、建設見直し問題で、下村博文文部科学相の責任を主張しているが、自民党は、JSCの理事長の責任にしたいようだ。

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