「関東甲信 この暑さは2週間続く」 気象庁が長期の高温予報

　気象庁は27日、関東甲信地方では今後2週間程度は平年より3℃以上気温が高い状態が続く見込みだとして、熱中症などの体調管理や農作物、家畜の管理に十分注意するよう呼びかけている。

　気象庁は27日、関東甲信地方に関する「長期間の高温に関する気象情報」を発表した。

　発表によると、関東甲信地方では今月11日ごろから、上空を覆う太平洋高気圧の影響で気温が高い状態が2週間以上続いていて、特に関東北部の観測地点では、平年気温より3℃以上高い地域が多くなっているという。

　この状態は、今後2週間程度は続く見込みだとして、気象庁で注意を呼びかけている。

　今月11日から26日までの平均気温（速報値）と平年差は以下のとおり。



　　　　　　　　　　　平均気温　　　平年差
　群馬県前橋市　　28.7℃　　　＋3.3℃
　埼玉県熊谷市　　28.7℃　　　＋3.1℃
　東京都　　　　　 　28.2℃　　　＋2.8℃
　千葉県千葉市　　28.2℃　　　＋2.8℃
　神奈川県横浜市　27.8℃　　　＋2.5℃
　栃木県宇都宮市　27.6℃　　　＋3.2℃
　山梨県甲府市　　27.5℃　　　＋1.7℃
　茨城県水戸市　　27.3℃　　　＋3.5℃
　長野県長野市　　26.3℃　　　＋2.3℃

（ハザードラボ）

　今年の夏は、冷夏なんて予報もあったが、やはり猛暑か。