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2016年4月27日水曜日

大谷翔平 1カ月ぶりの一発=パワー生かし逆転3ラン-プロ野球・日本ハム

 1点を追う一回。日本ハムは無死二、三塁の好機を築きながら、3番近藤と4番中田が凡退。反撃ムードがしぼみかけたが、大谷が3月30日以来となる3ランを放った。

 狙いはカットボールだったが、146キロの高めの直球に反応した。「少し振り遅れたが、振り切ることができたので、いい感じで打てた」。低い打球で左翼席へ運んだ。

 最近はフリー打撃でフルスイングする姿が目立つ。並んで練習するレアードより柵越えも多く、次々と札幌ドームの上段まで放り込んでいた。一日6食の生活を続けて筋肉量を増やした今季は、見違えるパワーがある。

 打撃は好調を維持し、打者での出場機会は増えた。投手では5試合に登板して未勝利だが、その悔しさをバットで晴らせるのが二刀流の特権ともいえる。「投球と打撃は別物」と割り切る大谷だが、次回登板への弾みとしたい。
(時事通信)

 打者の大谷も魅力的で楽しい。

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