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2016年4月29日金曜日

「震度6弱程度に注意」=地震活発に続く―気象庁・熊本地震

 気象庁の青木元・地震津波監視課長は28日、熊本県熊本地方で14日夜に最大震度7の地震が起きてから2週間がたったことを受けて記者会見した。

 青木課長は「地震の発生頻度は当初に比べれば減ったが、28日も震度3や4の地震を観測し、活発に続いている。当分の間、最大震度6弱程度の地震に十分注意してほしい」と述べた。

 熊本・阿蘇地方と大分県中・西部では14日夜以降、震度1以上の地震が28日朝までに1000回を超えた。青木課長は「(2004年の)新潟県中越地震で震度1以上の地震が1000回になったのは1年くらいたってから。それに比べれば非常に活発だ」と説明した。昨年、全国で起きた震度1以上の地震は約1800回だった。

 28日は最大震度4の地震が午後6時までに熊本地方で2回、有明海で1回発生。いずれもこれまでの地震活動域の範囲内だった。阿蘇山の状況に変化は見られないという。
(時事通信)

 余震なのか、新たな地震誘発なのか、終息しない。

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