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2016年8月12日金曜日

【日本ハム】増井、自己最長タイ7回2失点好投!最速151キロ出た

◆日本ハム0―2西武(11日・札幌ドーム)

 日本ハムの増井浩俊投手(32)が11日の西武戦(札幌D)に先発し、自己最長タイの7回を投げ、5安打2失点(自責0)と好投した。打線の援護に恵まれず先発転向後初黒星を喫したが、118球の熱投で存在感を示した。

 新たな仕事場でしっかりと役割を果たした。守護神から先発に転向して2戦目。5回に2失点こそしたが、他のイニングはゼロに抑えた。「自分がやるべきことはできたかな。昔に比べて楽に投げることを覚えたのでスタミナも問題なかった」。7回までに8三振を奪う力投に、手応えを口にした。

 脱力を意識した、先発仕様のフォームへモデルチェンジした。抑えの時には1イニングで最大限の力を出し切っていたが、先発では「力を抜いて楽に投げること」を意識している。それでも直球の最速は151キロを計測し「あの力感でスピードが出るんだなとビックリしている。新しいものを見つけた」と収穫もつかんだ。

 打線が西武・多和田の前に3安打完封負けを喫し、チームは2カードぶりの負け越しとなった。それでも、「先発・増井」の好投はチームにとって好材料だ。次回は18日のオリックス戦(札幌D)に先発する見込み。「次は勝てるように粘り強く投げたい」。新境地を開拓した右腕が、次は先発での1勝を目指す。(後藤 亮太)
(スポーツ報知)

 ピッチングの修正が出来て、また抑えができるだろう。

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