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岸田官邸の危機管理は大丈夫なのか──。 3日からの猛烈な豪雨により、東北や北陸で20近い河川が氾濫、大変な被害となっている。ところが、山形県に大雨特別警報が出された3日夜、岸田首相は森喜朗元首相らと都内のホテルで会食していた。その日は午前中から青森など4県で「線状降水帯」の形成が確認され、気象庁が「顕著な大雨情報」を発表して厳重警戒を呼び掛けていたのに、である。 松野官房長官は4日の記者会見で「大雨の状況は秘書官を通じて適時、適切に報告されていた」と、岸田首相の会食は「問題なかった」との認識を示したが、2018年の西日本豪雨の夜に、自民党議員が「赤坂自民亭」なる宴会に興じていて(岸田首相も出席)、大ヒンシュクを買ったことを忘れたのだろうか。 それでなくても、7.10参院選後、岸田首相は連日、都内のホテルや高級レストランで会食三昧。新型コロナの第7波で感染者が爆発的に増え、医療逼迫で悲鳴が上がっているのに、コロナ対策はそっちのけだった。
参院選後の会食は9回、その間の厚労省レクわずか4回
それは岸田首相の1日を報じる「首相動静」を見れば顕著だ。参院選後、4日までに岸田首相が家族以外と夜に会食したのは9回。相手は自民党議員、大メディア幹部、全銀協会長など大企業トップらで、先週は金曜を除く平日4日間びっちりだった。 一方で、同期間にコロナ対策に当たる事務方と会ったのはわずか4回。動静に厚労省の事務次官や医務技監が登場したのは、7月11日、7月22日、7月28日、そして8月4日だけだ。永田町関係者は「昨夏の『第5波』では、当時の菅首相は毎日のように厚労次官や医務技監を呼んでいました。それに比べ、岸田首相は危機意識が薄いと言わざるを得ません」と呆れる。 そもそも官邸内では、7月以降、官房長官や首相補佐官に加え、首相秘書官3人が次々感染するなど「クラスター発生」と呼んでもおかしくない状況だ。それでも岸田首相が会食を控えることはない。 「参院選勝利で自民1強体制がさらに確立したため、状況を見くびり、緊張感が欠けている。岸田首相は積極的な対応策を取ろうとせず、今まで通りで切り抜けようとするタイプですしね」(法大名誉教授の五十嵐仁氏=政治学) この首相に舵取りを任せていてはヤバイ。
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コロナの重症者、死亡者の増加、医療崩壊によるコロナ以外の死亡者の増加、人災でしょう。
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