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大谷翔平と言えば、言わずと知れた昨季のア・リーグMVPであり、今季もヤンキースのアーロン・ジャッジと並ぶシーズンMVP最右翼の1人と目され、現地メディアでは事あるごとに、ジャッジと大谷によるMVPを巡る二頭レースが話題に上がっている。
そんな中、現地紙『ロサンゼルスタイムズ』は現地15日付で「ア・リーグMVPはショウヘイ・オオタニかアーロン・ジャッジ?答えには熟考が」と題した記事を掲載し、チームメイトによる大谷推しのコメントを伝えている。
記事によると、現在は大谷のチームメイトであり、2021年にはヤンキースの一員としてジャッジと共にプレーしたアンドリュー・ベラスケスは、「(オオタニの)やっていることは、他に誰もできない」。
「ジャッジのやっていることなら、誰かができると言っているわけではないけれど。それゆえ、彼らは共にMVP争いをしているんだ。最後まで分からない展開になるだろう」。
「僕の意見では、ジャッジが獲るには、何か歴史的な達成が必要になると思う。彼は既に、それをやっているようなものだけど。ただ、言ってみれば、オオタニにとっては、毎日が歴史的なんだ」と、どちらかと言えば大谷を推すコメントをしている。
一方、大谷と共にエンジェルスの先発ローテーションを支えるパトリック・サンドバルは、「ジャッジは常軌を逸した年を送っていて、本塁打を量産し、OPSもかなり高いけれど、ショウヘイはそれをやりつつ、エリートレベルのピッチングもしているんだ」。
「僕は、そんなに大きな議論にはならないと思う」と、大谷推しを明確にし、デビッド・フレッチャーも「ショウヘイは投球も打撃もしているだけに、僕はあれ以上の価値を発揮するのは難しいと思ってきた」と述べている。
なお、ヤンキースは目下ア・リーグ東地区首位を快走しているのに対し、エンジェルスはポストシーズン進出がほぼ絶望的な状況にあり、仮にヤンキースが10月の深い時期までプレーすることになれば、今季こそ、MVP投票にチーム成績が影響を与えることになるかもしれず、今後はそうした側面を「オオタニvs.ジャッジ」論に盛り込む記事も出てくることになるだろう。
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本塁打60本よりも、二刀流の方が感動します。
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