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2022年8月15日月曜日

中田翔 4番弾で巨人が単独3位に浮上 小久保裕紀以来4番就任から4戦連続打点

セ・リーグ   巨人3―2広島 ( 2022年8月14日    東京D )

<巨・広>4回、2ランを放つ中田(撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人・中田翔内野手(33)が14日の広島戦で15号2ランを放ち、5試合連続打点をマークした。4番に座って4試合で14打数7安打、打率.500の大当たり。打率は.301まで上昇した。2―2の8回には同い年の3番・丸佳浩外野手(33)が決勝打を放ち、チームは4月以来4カ月ぶりに3カード連続勝ち越し。勝率5割復帰に王手をかけ、単独3位に浮上した。

 今季は不振で2度の2軍落ちを経験した中田が、変身した姿を見せている。

 0―0の4回無死一塁。大道が投じた129キロスライダーを左翼席へ運んだ。2試合ぶりの15号先制2ランに「手応えは凄く良かった。崩されることなく、しっかりと自分のスイングができた」と口にした。調子の上がらない岡本和に代わって、11日の中日戦から巨人の第91代4番を務める。以降4試合で14打数7安打2本塁打6打点。就任から4戦連続打点は、第69代の小久保裕紀以来だ。

 グリップが変わった。2軍調整中に長嶋茂雄終身名誉監督から指導を受け、バットを一握り、短く持つようになった。

 構えが変わった。右脇を大きく開け、前傾姿勢でボールを見るようになった。

 スイングが変わった。「状況に応じたバッティングっていうのは心掛けて打席には立っている」と、カウントや走者の有無など試合状況に応じて、フルスイングと、ミート打法を使い分けている。

 打席での立ち位置も、少しだけ変わった。捕手寄りに軸足の右足を置いていたが、半足分、投手寄りに構えるようになった。

 「変身」は好結果につながっている。巨人の4番打者というプレッシャーはないのか。「4番目に打順が回ってくるなというくらい軽い考えで打席に立たせてもらっている。今は仮の4番って言ったら申し訳ないですけど、誰がどう考えても、4番の席というのは(岡本)和真の席」。後輩の復調を願いながら打席に立っている。

 甲子園で春夏連覇を狙う母校の大阪桐蔭はこの日、16強入りを決めた。中田は高校時代、1年生だった05年夏に一発をマークするなど、3度の出場で4本塁打を放っている。「後輩たちも頑張っているので刺激になりますし、僕も今日は頑張りました」。チームは4月以来の3カード連続勝ち越し。原監督は「3番、4番が機能している」と目を細めた。(川島 毅洋)

(スポニチアネックス) 

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 中田様様でしょう。

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