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水戸市が、原則1世帯5人分まで無料で配布している新型コロナウイルス抗原検査キットを巡り、家族の人数を偽ったり、何度も申請したりして余分に受け取る不正が相次いでいることが、市への取材で分かった。市は19日の予約分(20日配布)から1世帯あたりの配布上限を減らすほか、本人確認の徹底を図る。
市は発熱外来の負担軽減を図るため、予約制で1日約500個の抗原検査キットを31日まで配布している。対象は40歳未満か、40~64歳の基礎疾患のない人。原則1回あたり1世帯5人分までとしているが、家族の人数は自己申告のため、配布後に実際の家族構成が異なるといった不正申請が相次いで判明している。
予約開始から約10分で終了する日が続いており、市の担当者は「本当にほしい人に行き渡っていない可能性がある」としている。
キットの速やかな配布を優先したため、確認体制が不十分だった面もあり、市は19日の予約分からキットの上限を1世帯あたり3個に減らすほか、配布時は必要に応じて住民基本台帳などで家族構成を確認する。
市の担当者は「市内の医療機関の逼迫(ひっぱく)を緩和する目的で行っている取り組み。余分な申請はやめてほしい」と話している。
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余分に受け取り、ネットなどで転売していたら犯罪でしょうか。
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