高級クラブのホステス女性への性加害疑惑を24日発売の「週刊新潮」で報じられた俳優香川照之(56)の所属事務所が25日、報道内容を認めた上で「全ては本人の不徳の致すところ」と謝罪した。所属事務所は公式サイトで「本人の至らなさで当該女性に不快の念を与えてしまったことは事実」とし、「本人は深く反省し、今現在も自らの戒めとしております」とのコメントを寄せた。
同誌が報じたのは、2019年7月に東京・銀座の高級クラブで起きた出来事。香川が席についたホステス女性の服の中に手を入れ、ブラジャーを剥ぎ取ったなどと生々しく伝え、その後も女性の胸を触り、キスをするなどしたとしている。ショックを受けた女性は、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を患ったという。
事務所は女性への対応については「本人から深い反省と謝罪の気持ちをお伝えし、ご理解とお許しをいただいている」とし、この日の発表についても「了承を得て発信させていただいている」と説明した。
女性は20年に「香川の暴走を止められなかった」としてクラブのママに対して損害賠償の請求訴訟を起こしたが、昨年取り下げている。一方、香川に対しては訴訟を提起していない。事務所はこうした状況などを踏まえ、香川のコメントは「差し控える」とした。
香川は現在、テレビ朝日ドラマ「六本木クラス」に出演中で、10月期の連ドラ出演も決まっているが、仕事への影響はないとみられる。NHKでは子供向け番組「香川照之の昆虫すごいZ!」で「カマキリ先生」として人気。それも含めてテレビ局関係者は「性的なスキャンダルが出ると、主婦層や小さな子供を持つ親に敬遠される。それを考えて、いち早く謝罪したのだろう」と指摘した。
TBSの朝の情報番組「THE TIME,」(月~金曜前5・20)では金曜日の司会を務めており、26日放送分も出演予定。自ら事情を説明して謝罪する方向で、テレビ局関係者は「“半沢直樹”で見せた土下座はしないまでも、頭を下げるのではないでしょうか」と話した。
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特に驚くニュースではなく、多少おふざけが過ぎたのでしょうか。
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