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参院選の公示直前、地元・東京都八王子市の旧統一教会(世界平和統一家庭連合)関連施設を、生稲晃子氏とともに訪れていたことが明らかになった、自民党の萩生田光一政調会長。8月20日に放送された『報道特集』(TBS系)で、新たな証言が飛び出した。 報道によれば、自民党が野党だった2009年から2012年、落選中だった萩生田氏が、頻繁に旧統一教会の「教会」を訪れ、講演をおこなっていたという。取材に応じた信者によれば、その際の萩生田氏はVIP待遇で、「教祖がきたぐらいのお迎え度合い」を受けていた。 講演の前には、萩生田氏は文鮮明氏と韓鶴子氏の写真に向かって敬礼。そして「自民党が政権を取らないと、日本が滅ぶ」といった内容の、教会長の発言に便乗する形で「日本の未来がかかっているから、死ぬ気で自民党を復活させてほしい」さらには「一緒に日本を神の国にしましょう」などと発言したという。政治家が来る際の講演では録音や録画が禁止されるため、信者のイラストにより、当時の様子が再現された。 萩生田氏はこの時期の講演について否定しているが、番組では講演を案内するメールなども提示されている。 「社会問題が指摘されていた団体と関係を持ってきたこともさることながら、今回、驚いたのは講演での発言内容です。萩生田氏は『日本を神の国に』と言ったそうですが、これは、かつて森喜朗首相が発言し、衆議院の解散にまで追い込まれた『神の国発言』を彷彿とさせます」(政治部記者) 「神の国発言」とは2000年5月、当時の森首相が神道政治連盟国会議員懇談会で、日本について「まさに天皇を中心としている神の国」などと発言、野党やマスコミから猛批判を受けた出来事だ。これを機に森内閣の支持率は急降下し、森首相の「総理としての資質」が問われるようになった。6月に入り、森首相は衆議院を解散。その後の衆院選では、自民党をはじめ与党はいずれも議席を減らすこととなった。 「このときの『神の国』発言は天皇制と関連して述べられたもので、今回の発言と趣旨は違いますが、特定の宗教に引っ張られる形で『神』と政治を結びつける、という意味では、政教分離の原則に反する、という指摘が出てもおかしくありません」(同前) 萩生田氏の発言や講演について、ネット上でも批判の声が上がっている。 《萩生田政調会長が、旧統一教会の関連団体で講演していた際に、「一緒に日本を神さまの国にしましょう」と発言したのは、明らかに「政教分離の原則」に反しているのではないでしょうか。》 《萩生田氏が統一教会で神のような扱いで当選させることが神のお告げだとはどうりで当選するわけだ。カメラ撮影禁止で証拠が残っていないのが残念だ。》 《「神様の国にしましょう」=「自民党という党を隠れ蓑に旧統一教会の手の中に日本を取り込みましょう」でしょうか?今回このような問題が持ちあがり徹底した対応を政府が行わないと国民は納得しないでしょう。》 《今回は首相本人の発言じゃないけど、任命責任はある。だから岸田には、この問題を解決する義務がある。》 政治家にとって、言葉はもっとも大切なもののひとつだ。萩生田氏には、発言についての責任ある回答が望まれる。
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安倍派の国会議員は、旧統一教会とズブズブで、関係改善は口先だけでしょうか。
信教の自由にケチをつけるつもりはありませんが、霊感商法や違法ぎりぎりの献金については、きちんと取り締まるべきです。
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