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【キーウ(キエフ)=遠藤良介】ウクライナのゼレンスキー政権は23日、ロシアが2014年に併合した南部クリミア半島の奪還を目指す国際会合「クリミア・プラットフォーム」の第2回会合をオンライン形式で開催した。日本の岸田文雄首相やドイツのショルツ首相をはじめ約60カ国・機関から代表者が参加する予定。ロシアによるクリミア占領の不法性を訴え、クリミア解放に向けた国際社会の連帯を確認する。 ウクライナのクレバ外相は22日に発表した声明で、クリミアがロシアによる侵略の拠点になっていると指摘。クリミアをウクライナ管理下に戻すことが「黒海地域と欧州、世界の安全につながる」と訴えた。 クレバ氏は、クリミア問題は「正義と国際法、領土保全」という国際原則にかかわることだと強調し、第2回会合には約40カ国が大統領ないしは首相を参加させる見通しだと述べた。今月に入ってクリミアの露軍基地や弾薬庫では爆発が相次いでおり、現地情勢が緊迫する中での開催となる。 昨年8月にキーウで行われた第1回会合には40以上の国・機関が参加し、日本からは倉井高志・駐ウクライナ大使(当時)が出席。「クリミア併合を容認せず、非難し続ける」との共同宣言が採択された。 プーチン露政権はウクライナの親露派政権崩壊を受けて14年3月、クリミア半島に軍を派遣して併合を宣言した。現地の「住民投票」で97%がロシア編入に賛成したと主張している。
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欧州が認めたからクリミア奪還でしょうか。
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