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2015年7月3日金曜日

北朝鮮 拉致 1年待てども「忍耐強く待つしかない」制裁強化なし

 北朝鮮による拉致被害者らの再調査が4日で1年を迎えます。当初、報告は1年をめどにとされてきましたが、2日になって北朝鮮が「今しばらく時間が掛かる」と通告してくるなど、進展への道筋は見えてきません。

 (政治部・藤川みな代記者報告)
 安倍総理大臣は3日朝、岸田外務大臣と山谷拉致問題担当大臣に北朝鮮への働き掛けを強化するよう指示を出しました。
 安倍総理大臣:「政府としては遺憾でありますが、北朝鮮からの具体的な動きを早急に引き出すべく、働き掛けを強化する」
 政府はこれまで、北朝鮮と水面下で交渉を重ねてきました。しかし、北朝鮮側は、拉致問題よりも日本人配偶者や遺骨の問題を中心に話を進める姿勢を崩していません。こうした状況を受けて、自民党からは制裁の復活や強化を求める提言が出ています。ただ、政府は「北朝鮮に圧力を掛けても、きちんとしたものが出てくるかは分からない」とみています。そのため、現時点では制裁を強化せず、対話を継続する方針です。政府関係者は「忍耐強く待つしかない」と苦しい胸のうちを明かしています。政府内では「拉致問題が最重要だという日本の考えが金正恩第1書記に本当に伝わっているのか」といぶかる声も出ていて、展望は見えていません。
(日本テレビニュース)

 なぜ、制裁の復活や強化をしないのか、不思議だ。
 対話継続で忍耐強く待っても、何も解決しない。

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