速度超過の車を職質したら３・４キロの覚せい剤 所持容疑で組員を逮捕 兵庫県警

　覚醒剤約３・４キロ（末端価格約２億４千万円）を所持したとして、兵庫県警は１４日、覚せい剤取締法違反（営利目的所持）容疑で、指定暴力団山口組系組員、倉田裕一郎容疑者（４６）＝兵庫県丹波市春日町坂＝を逮捕、送検したと発表した。「売れるところがあれば売ろうと思った」と容疑を認めているという。県警は、暴力団の資金源になっていた可能性もあるとみて入手経路などを調べる。

　逮捕、送検容疑は６月２４日午後１１時４０分ごろ、神戸市中央区の駐車場で、軽乗用車内に覚醒剤約３・４キロを営利目的で所持したとしている。

　この直前、パトロール中の県警神戸水上署員が、同区内で速度超過の軽乗用車を運転していた倉田容疑者を停止させて職務質問した際、車の後部座席から紙袋に入った覚醒剤約２キロを発見。その後、同じ車内から覚醒剤約１・４キロが見つかったという。

（産経ニュース）

　工藤会の次は、山口組か。