日本ハムの栗山英樹監督が22日、自身初の2桁勝利を挙げた有原航平投手を絶賛した。
有原は序盤から制球に苦しみながらも、粘り強い投球で7回6安打無失点。自身5連勝、大卒2年目で初の10勝目を挙げた。栗山監督は本調子でない中でチームを4連勝へ導いた右腕を褒めたたえた。
「よく粘ってくれた。ここからは勝てる試合は全て勝ちきらないといけない。この時期に2桁勝利を挙げることはいいことだけど、何より波に乗れなかったシーズン序盤から安定した投球を見せてくれている。感謝しています」
打線は4回1死一、三塁でレアードの中前適時打で先制。リーグ2位の25本塁打を放つ長距離砲が見せた“軽打”に、栗山監督は賛辞を贈った。
ホークスとの差は縮まらず、「今は我慢の時期」
「日本で何をしないといけないのか。あの打席は、明らかにヒットを狙いにいっていた。状況を考えてプレーしてくれている。レアードの頭の中も、すごく前に進んでくれている。すごくうれしいこと」
チームは2-0で今季13度目の完封勝ち。守り勝つ野球を掲げるチームには会心の白星となったが、首位・ソフトバンクとは4.5ゲーム差のままだ。
「今は我慢の時期。こちらの連勝がどうではなくて、上は負けない前提でやっている。1試合1試合食らいついて、差が開かないように。必ずチャンスが来ると思っている。これからも出来ることを必死になってやるだけ。続けることが大事」
この日の有原の投球と同じように、粘り強くホークスの背中を追っていく。
フルカウント編集部●文 text by Full-Count
貯金30と21の差は大きい。
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