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2016年7月21日木曜日

積水化学、5000万円所得隠し…国税指摘

 住宅化学メーカー「積水化学工業」(大阪市北区)が大阪国税局の税務調査を受け、2015年3月期までの3年間で約5000万円の所得隠しを指摘されたことがわかった。

 経理ミスを合わせた申告漏れは約5億円に上り、同社は重加算税を含め約2億円を追徴課税され、すでに全額納付したという。

 関係者によると、同社は取引先などとの飲食代について、1人当たり5000円以下となるよう参加者の数を実際より水増しし、課税対象となる交際費から除外していたという。同国税局はこの処理が仮装、隠蔽を伴う所得隠しと認定した。

 同社は「今後は適正な処理に努める」としている。
(読売新聞)

 大会社は、交際費が全額損金不算入だから、この手の人員水増しは多い。

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