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2016年7月21日木曜日

大谷翔平 日本ハム 勝ち越し11号3ラン メヒア級ハイペース

○日本ハム9-3楽天●(20日・帯広)

 2季前の自己最多本塁打を更新する11号は、勝利を呼び込む勝ち越し3ラン。打球が右中間席に飛び込むのを見届けた日本ハムの大谷は、珍しく右手を突き上げて喜んだ。

 逆転を許した五回、中田の適時打で追いつき、なおも2死一、三塁。カウント1ストライクから楽天・ブリガムが投じた内角の直球を、腕をたたむようにして振り抜いた。

 相手の新人捕手・足立による配球が読めず第1、第2打席は空振り三振に倒れ、この打席の狙いは甘めの内角球。大谷は「スライダーを待っていたが、体がうまく反応してくれた」と言い、城石打撃コーチは「狙い球が違ってもあれだけ反応でき、あそこまで飛ばせるのは彼の持ち味」と能力の高さを見て取る。打点もキャリアハイに並ぶ31打点となった。

 本塁打は「1番・投手」で初球先頭打者アーチを放った今月3日以来で、打席に入った試合では5試合ぶり。本塁打は約15打席に1本のペースで、これはリーグトップ27本塁打の西武・メヒア(約14打席に1本)にも見劣りしない。今季は自分の間合いで強いスイングができている。

 「本塁打は狙っていない」という大谷は「たまたまいい角度に上がっている。今年はヒットになる確率が高いので、その分、本塁打になるチャンスがあるのでは」と自己分析する。10日に右手中指のマメがつぶれて皮がめくれ、18日にキャッチボールを再開したばかりでブルペンには入っていない。だが、打っても貢献できるのは、この人ならではだ。【江連能弘】
(毎日新聞)

 試合を決める本塁打は素晴らしい。

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