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2016年7月5日火曜日
元大学院生に懲役4年6月=弁護士下腹部切断「責任重い」―東京地裁
妻と不倫関係にあった男性弁護士の下腹部を切断したとして、傷害などの罪に問われた元法科大学院生、小番一騎被告(25)の判決が5日、東京地裁であり、家令和典裁判官は「刑事責任は相当重い」と述べ、懲役4年6月(求刑懲役6年)を言い渡した。
家令裁判官は、「妻が意に沿わない性交渉に応じさせられたと考え、強い憎悪を抱いた」と指摘。切断した部位をトイレに流しており、「回復不能の傷害を負わせた。極めて危険性が高く、悪質だ」と批判した。
さらに、妻が関係を強要された事実は認められず、「深く後悔し、被害者に謝罪しているが、実刑が相当だ」と述べた。
判決によると、小番被告は昨年8月、東京都港区の弁護士事務所で、男性弁護士の顔を殴り、下腹部を切断した。
(時事通信)
悪質のため、執行猶予は難しいか。
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