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2016年7月5日火曜日

大谷翔平 日本ハム 「リアル二刀流」を一時封印!栗山監督「疲れ見える」

 日本ハムの栗山英樹監督(55)が4日、大谷翔平投手(22)の「リアル二刀流」を一時封印する考えを明かした。先発登板時は6週連続で「先発投手&主軸」の二刀流で起用していたが、投打両方での出場による蓄積疲労を考慮。優勝争いがかかるシーズン終盤で“復活”させるつもりだ。

 球界を席巻してきた大谷のリアル二刀流が、“一時封印”される可能性が出てきた。この日、5日からの楽天2連戦に向け福岡から移動し、仙台市内のホテルで報道陣の取材に応じた栗山監督は「二刀流は期間限定でやっているつもり。オレは終わりを決めている。本当は長過ぎたぐらい」。次回登板予定の10日ロッテ戦(札幌D)は、投手一本で臨ませる考えを示唆した。

 大谷は6週連続でリアル二刀流起用されてきた。3日のソフトバンク戦(ヤフオクD)では「1番・投手」でプレーボール弾&8回零封の快挙で度肝を抜いた。投手で6戦全勝、防御率0・39。打撃でも17打数7安打の打率4割1分2厘、1本塁打、4打点。圧倒的なパフォーマンスを見せてきたが、指揮官の見方は違う。

 「少し疲れがたまっている感じがある。使い方は丁寧に。故障させては意味がないから」。大谷の22歳の誕生日になる5日楽天戦(山形)はこれまで通りなら野手での出場が見込まれるが、指揮官は「分からない。疲れを見て」と慎重になっているほどだ。

 ただ、球宴の本塁打競争にもノミネートされた大谷のDH解除は、何より打線強化の“秘策”だ。栗山監督は「(解除は)状況を見て考えていく」と話した。大谷のコンディションを見極め、シーズンの山場でリアル二刀流を再び解禁―というケースも考えられる。

 大谷もこの日、空路で仙台入りした。これまでにリアル二刀流について「自分からやりたいというのはない。『いけ』と言われたところでいけるように」と話している。現在、首位・ソフトバンクと6・5ゲーム差で、直接対決は残り11試合。切り札の使いどころは、どこになるのか。
(スポーツ報知)

 直接対決は、リアル二刀流だろう。

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