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2016年7月6日水曜日

義足ランナーのピストリウス被告に禁錮6年、南ア高裁

【AFP=時事】(更新)南アフリカの首都プレトリア(Pretoria)の高等裁判所は6日、交際相手の女性を射殺したとして殺人罪で有罪判決が確定していた両脚義足のランナー、オスカー・ピストリウス(Oscar Pistorius)被告に対し、禁錮6年の量刑判決を言い渡した。

 ピストリウス被告は2013年2月14日、恋人だったリーバ・スティンカンプ(Reeva Steenkamp)さん(当時29)を銃で撃って死亡させた。裁判では、侵入者と勘違いして寝室のバスルームのドア越しに発砲したと主張したが、2014年に過失致死罪で有罪判決を受け、今年3月に上訴棄却で殺人罪が確定していた。

 殺人罪は15年以上の禁錮刑と定められているが、トコジール・マシパ(Thokozile Masipa)裁判長は、侵入者と勘違いしたとするピストリウス被告の主張など、酌量すべき事情を複数挙げ、半分以下の年数に刑を減軽した。

 被告、検察側ともに量刑に対して最後の上訴が可能なため、今回の量刑判決で一連の裁判が終わるかどうかはまだ分からない。だが弁護側は不服申し立てを行わない方針を表明した。

 ピストリウス被告の弁護士のアンドリュー・フォーセット(Andrew Fawcett)氏は同日、記者団に対し「マシパ裁判長の判断を尊重し、不服申し立ては行わない。オスカー(・ピストリウス被告)は言い渡された刑に服する」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

 きちんと裁かれないのは、後進国だから、だろう。

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