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2016年7月5日火曜日

中国国防省「挑発行為を行ったのは日本の戦闘機」と非難

 先月、東シナ海の上空で中国軍の戦闘機が、日本の航空自衛隊の戦闘機に接近し、攻撃動作を仕掛けたとされる問題で、中国国防省は4日「挑発行為を行ったのは日本の戦闘機の方だ」と非難しました。

 これは先月、東シナ海の上空で中国軍の戦闘機が航空自衛隊の戦闘機に対して攻撃動作を仕掛けてきたと、航空自衛隊のOBがインターネットのニュースサイトで明らかにしたものです。中国政府は当初この報道を「事実無根だ」と否定していましたが、4日になって国防省が記者の質問に答える形で「先月17日、中国の戦闘機が通常のパトロールを行っていたところ、日本のF15戦闘機2機が高速で接近し、射撃用のレーダーを照射した。それに対応するために中国機が攻撃動作を取り、日本機は退避した」と主張しました。

 「日本機による挑発行為は空中での不測の事態をもたらしやすく、地域の平和と安定を脅かすものだ」と日本側を批判しています。そのうえで、不測の事態を防ぐためにも、日中の防衛当局間で協議が行われている「海上連絡メカニズム」が必要だとして、運用開始に向けて条件を整えるよう求めています。

 この件について、日本政府は「6月17日に自衛隊機がスクランブル発進をしたことは事実」としながらも「中国機から攻撃動作を受けた事実はない」と説明していました。
(TBSニュース)

 どちらの挑発行為だろうか。
 何れにしても事実を公表しないで、ウソを言う日本政府の対応に問題ありだろう。

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