【西東京】早実・清宮、夏初戦コールド発進 第２打席で通算５１号ソロ

◆第９８回全国高校野球選手権西東京大会▽２回戦　啓明学園１―１１早実＝５回コールド＝（１０日・ダイワハウススタジアム八王子）

　早実の怪物・清宮幸太郎内野手（２年）が夏の初戦に「３番・一塁」で出場。１点リードの３回先頭の第２打席で、１ボールから低めの変化球を拾い上げ、右翼ポール際席に運んだ。今夏のファーストスイングで高校通算５１号のソロ。夏の西東京大会では２年生で初アーチとなった。

　第１打席は初回無死一、二塁でフルカウントから四球を選び、先取点につなげると、押し出しで２点目のホームを踏んだ。３回は本塁打の後で打者一巡し、２死二塁で四球。直後に１年生の４番・野村大樹三塁手の左越え３ランを呼び込んだ。早実はこの回一挙９点でリードを１０点に広げた。

　２年連続の夏の甲子園へ５回コールド発進。ソロを含む１打数１安打１打点２四球で３得点の清宮は「フェンスにも行かないかなと思っていた。打球があまり見えなくて、審判が（手を）回していたので、入ったかなと」と話し、「いいスタートが切れた。甲子園に行くというか、全部勝つという感じ」と力を込めた。

（スポーツ報知）

　優勝して甲子園に行けるか。