日本ハムのブランドン・レアード内野手(28)が10日の西武戦(札幌D)で3安打3打点と爆発し、チームの今季7度目のサヨナラ勝利に貢献した。これで首位・ソフトバンクとは3ゲーム差となった。
高々と舞い上がった打球は、左翼手のグラブをかすめ、フェンスに直撃した。2点ビハインドで迎えた5回1死満塁。西武・大石の高めの直球を捉え、同点2点打を放った。「感触はよかった。流れを引き寄せられてよかった」。4回の適時二塁打に続き、2打席連続で貴重な一打を放った。
延長10回にも左前打を放ち、これで6月26日のオリックス戦(京セラD)以来の猛打賞もマーク。11日の「レアード プレイヤーズスペシャル」の一環で配布される応援グッズを身に着けお立ち台に上がると、スタンドから大歓声を浴びた。
チームは延長11回2死一、二塁から、田中賢の放った痛烈な打球が一塁手の失策を誘い、サヨナラ勝利を収めた。総力戦を制し、栗山監督は「今日負けたら終わりだと思ってやっている。明日はさらに目一杯いきます」。レアードも「悪い時期もあったけど、今日はすべてがいい感じだった。ここからだね」。猛スパートをかけ、絶対王者の背中を追いかけていく。(後藤 亮太)
(スポーツ報知)
いよいよ3差。
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