◆日本ハム1―3オリックス(18日・静岡)
この男の一発が出れば負けない。1点を追う4回1死、ロメロが静岡の夜空に大きな“花火”を放った。リーグトップタイとなる同点の5号ソロ。「とにかくボールを叩いて、それがホームランになったよ」と手応えを口にした。8日の日本ハム戦(京セラD)以来、出場6戦ぶりとなる一発だが、新4番がアーチをかければ5戦全勝。チームも3連勝を飾り、貯金は今季最多の4に伸ばした。
14日のソフトバンク戦(ヤフオクD)で左腰付近に死球を受け途中交代し、15日の同カードを欠場した。真面目な新助っ人は「戻ってこられて、本当にうれしいよ」と、2戦ぶりとなる先発復帰を喜んだ。まだ体は全開ではないが、6回1死一、二塁では暴投の間に三進する好走塁を見せ、直後の中島の犠飛による勝ち越しを演出した。福良監督を「あれが効いた。良い走塁」とうならせた。走攻守でロメロがチームの中心になっている。
この日試合が行われた球場は、1934年に行われた日米野球でベーブ・ルースもプレーした。球場前には日本チームのエースだった沢村栄治とともに像が飾られている。生涯714本塁打を放った米国球界最大のスターに対し、R砲は「素晴らしいバッターだよね。映画で見たり、聞いたことがあるよ」と尊敬のまなざしを向けた。自身も日本という舞台で伝説を残す。(筒井 琴美)
(スポーツ報知)
細かなミスが多すぎ勝てない。
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