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2017年4月4日火曜日

村田諒太、5月20日に世界初挑戦「金メダリストの恩恵を返すチャンス」

 2012年ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダリストで、WBA同級2位の村田諒太(31)が3日、都内のホテルで会見を開き、5月20日に東京・有明コロシアムで世界タイトルに初挑戦すると発表した。トリプル世界タイトルマッチのメインイベントとして行われ、村田は35勝(21KO)2敗の元WBO王者の同級1位アッサン・エンダム(33)=フランス=とのWBA世界ミドル級王座決定戦に挑む。

 ◆報知新聞社後援 プロボクシング トリプル世界戦(5月20日、東京・有明コロシアム)

 ▽WBA世界ミドル級(72・5キロ以下)王座決定戦12回戦 アッサン・エンダム―村田諒太

 ▽WBC世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 ファン・エルナンデス―比嘉大吾 

 ▽WBC世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 ガニガン・ロペス―拳四朗

 日本人五輪金メダリストの世界挑戦は、1964年東京五輪の男子バンタム級覇者、桜井孝雄が68年7月にWBA・WBC世界バンタム級王者ライオネル・ローズ(オーストラリア)に挑戦し1―2の僅差判定負けして以来、49年ぶり2度目。13年8月にプロデビューした村田は、12戦無敗(9KO)でプロでの世界制覇を目指す。

 村田は「金メダリストとして受けた恩恵を返すチャンス。ボクシングの一番の魅力はオープニングとエンディング。勝てば新しいオープニングとなり、負ければそのままエンディングになる。自分という人間が強いのか弱いのか証明できるチャンスだと思ってる」と意気込んだ。相手のエンダムはカメルーン代表として五輪には2度出場し2004年アテネ五輪でミドル級8強、16年8月のリオ五輪ではライトヘビー級で1回戦敗退。プロでは2010年10月にWBA世界ミドル級暫定王座決定戦でタイトル獲得に成功し、12年5月にもWBO同級王座に就いた。

 村田は「僕のいいところは前に出てパンチいっぱい強いのを出して相手に殴りかかるところ。それが通用するかしないかだと思ってる。間違いなくタフな試合になる。一筋縄でいく相手じゃない。タフファイトを予想しながらベストの試合がしたい」と語った。

 前座にはWBC世界フライ級、WBC世界ライトフライ級のタイトルマッチが組まれ、フライ級では前東洋太平洋同級王者でWBC同級1位の比嘉大吾(21)=白井・具志堅スポーツ=が王者ファン・エルナンデス(メキシコ)に世界初挑戦。ライトフライ級は前東洋太平洋、前日本同級王者・拳四朗(25)=BMB=も王者ガニガン・ロペス(メキシコ)に世界初挑戦する。
(スポーツ報知)

 世界制覇で、ゴロフキンと統一戦だろう。

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