現役F1ドライバー、それもワールドチャンピオン経験者の電撃的なインディ500参戦が決まった。マクラーレン・ホンダは、5月28日に開催される世界三大レースのひとつ、インディ500にアロンソの参戦を決めたと発表したのだ。この参戦は、ル・マン24時間、F1モナコGPと世界三大レースに強い憧れをもっていたアロンソの強い希望によるものだという。アロンソは実際、2014年にはル・マン24時間を訪れスタートフラッグを担当。将来の参戦への希望も語っている。
今回アロンソは、マクラーレン、ホンダ、そしてインディカー・シリーズで佐藤琢磨が所属するアンドレッティ・オートスポートとのコラボレーションにより参戦。チーム名は『マクラーレン・ホンダ・アンドレッティ』になるという。
また、アロンソが駆るマシンは、かつてマクラーレン創始者のブルース・マクラーレンやデニス・ハルムらがドライブし、インディで一時代を築いたカラーリングをまとって参戦するという。アンドレッティ・オートスポートは、レギュラーシーズンを戦う4台に加えてアロンソ車を加えた体制を敷く予定で、琢磨とアロンソがチームメイトとなる。
今回のアロンソのインディ500参戦により、マクラーレン・ホンダのF1モナコGPのシートはひとつ空席ができた。代役のドライバーについては、追って発表されるという。
「マクラーレン、ホンダ、アンドレッティ・オートスポートとともにインディ500に出場できることをとてもうれしく思うよ」とアロンソ。
「インディ500はル・マン24時間とF1モナコGPに並び、世界中のモータースポーツの中で、もっとも有名なレースだ。今年モナコでドライブできないことはもちろん残念だけど、今シーズンF1で欠場するのはモナコだけだし、インディ500が終わったらすぐにチームに合流し、6月のカナダGPに備えるつもりだ」
「モナコでは2勝を挙げているし、世界三大レースのすべてを制することは僕の夢のひとつだ。その偉業を成し遂げたのはグラハム・ヒルただ一人で、とても大変なことは分かっている。挑戦しがいのあるチャレンジだ。ル・マンにはいつチャレンジできるか分からないが、まだ35歳だし、時間はたっぷりあるから、いつか挑戦したいと思っているよ」
[オートスポーツweb ]
モチベーションが下がりっぱなしのアロンソの電撃移籍かと思った。
アロンソの引き留め策だろう。
0 件のコメント:
コメントを投稿