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2017年4月16日日曜日

石川慎吾 【巨人】“ダイナマイト・シンゴ”石川、初スタメンで初打点!「チームのことを考えるのはまだまだ先」

◆中日2―6巨人(15日・ナゴヤド―ム)

 低めのカーブを見逃さなかった。石川の打球は、強いバウンドで三遊間を抜けた。1点を勝ち越した6回1死三塁、巨人移籍後初スタメンで今季初の適時打、初打点をマーク。「田口が苦しんでいたので、助けてあげたいと思って打席に入りました。転がったところが良かったです」。ベンチで喜ぶ田口を見て、石川は塁上で笑顔を見せた。

 左翼で併用される岡本、重信とのレギュラー争いに名を連ねる。14日の中日戦(ナゴヤD)で代打として右翼線二塁打を放つと、延長12回には投手内野安打。この試合で「7番・左翼」に抜てきされた。「スタメンも代打も準備の仕方は変わりますけど、質は変わらない。ずっと準備してきました。チームが勝ったことがうれしい」。勝利への貢献に心から喜んだ。

 日本ハムからトレード移籍して間もない16年11月12日。巨人の秋季キャンプ、韓国・ハンファとの練習試合(サンマリン宮崎)でバックスクリーンへの決勝2ランなど2安打3打点と爆発し、翌日のスポーツ報知で“1面デビュー”した。同25日に参加した日本ハムの納会ではチームメートに「すごいよなぁ。すぐに、報知の1面に載ったよ」と報告。注目されることをモチベーションにして、新天地での活躍を誓っていた。

 2戦連続での結果にも気を緩めない。「チームのことを考えるのはまだまだ先。阿部さんや(坂本)勇人さんが、自分のプレーに集中できる環境をつくってくれているので。またやるだけです」。パワフルな打撃からついた「ダイナマイト・シンゴ」。ポジション奪取へ、まだまだ爆発を続ける。(原島 海)
(スポーツ報知)

 大田より、石川だろう。

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