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2017年4月12日水曜日

日本ハム0―3ソフトバンク 千賀、8回0封13Kで1勝!ウィニングボールは最愛“女房”に

◆日本ハム0―3ソフトバンク(11日・札幌ドーム)

 3月のWBCで大活躍したソフトバンク・千賀が、今季2度目の先発で8回無失点の力投。13三振を奪って今季初勝利を挙げた。6安打で完封負けした日本ハムは3年ぶりの6連敗。大谷、中田に続いて守護神のマーティンも離脱する非常事態となった。

 千賀の第一声は捕手・甲斐に向けての感謝だった。13三振を奪って、8回無失点で今季初勝利。「拓也のおかげです。拓也と勝ててよかった…」。10年のドラフトで入団した同期。ウィニングボールは、ともに育成からはい上がった女房役にプレゼントした。

 初登板だった4日の楽天戦(コボパーク)は4回で降板。自己ワースト7失点と崩れた。1点を怖がり、1点を失えば集中力が切れたことを反省。完投を目指し「長いイニングを」と心に誓った。大谷、中田と飛車角抜きでも昨年10月14日のCS最終S(札幌D)で5回1/3を4失点でKOされた相手。8回2死二、三塁では、岡に137球目のフォークを振らせた。

 WBCでは日本で唯一のオールスター(ポジション別優秀選手)に選ばれるなど知名度が上がったが、準決勝で敗戦投手になった。「センガは(WBCから)0勝2敗からのスタートだな」と守護神のサファテが、明るくイジってくれた。前夜は北海道出身の佐藤投手コーチが音頭を取り、札幌恒例のバッテリー会を開催。V奪回へ結束を高める中で、先発の柱として奮起した。

 2回には甲斐が1死一、三塁から相手のスクイズを読み、矢のようなけん制で三塁走者を刺してくれた。工藤監督は「勝っても負けても反省しながら、いいコンビになってほしい」と同級生バッテリーに目を細めた。「もう、あんな迷惑をかけないように頑張ります」。帰りのバスに乗る直前、力強く約束した背番号41。やっぱり、白星がよく似合う。(長田 亨)
(スポーツ報知)

 千賀を打てず打線沈黙か。

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