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■メジャーリーグ レンジャーズ2-0エンゼルス(日本時間29日 エンゼル・スタジアム) エンゼルス・大谷翔平(28)が中5日で今季17度目の登板、先発投手兼1番指名打者でスタメン出場した。自身メジャー初の10勝をかけたマウンドとなったが、6回98球2失点でマウンドを降り、味方打線の援護もなく今季6敗目を喫した。この日勝てば、“野球の神様”ベーブ・ルースが1918年(当時レッドソックス)に成し遂げて以来、104年ぶりの“2ケタ勝利&2ケタ本塁打”となったが、23日のブレーブス戦から2戦続けて偉業達成はお預けとなった。 104年振りの快挙は持ち越しとなったが、6回で11個の三振を奪った大谷は、6月22日のロイヤルズ戦から続いている連続2桁奪三振を6試合とした。今月23日のブレーブス戦で1995年に野茂英雄の記録した4試合を超える5試合をマークしていたが、自身の記録をさらに伸ばした。 大谷は立ち上がり、スライダーの制球が定まらず、1回、セミエンにストレート、シーガーにカーブ、ハイムにストレートと3連打を浴び、無死満塁のピンチを招く。しかし大谷はスライダーを投げ続け、4番・ロウからスライダーで見逃しのストライクを取ると、カウント2-2から最後もスライダーで空振り三振に斬って取る。5番・ガルシアにも5球全てスライダーで空振り三振、6番・タラベスも3球全てスライダーで空振り三振を取り、1回27球を要したが無失点で切り抜け、雄叫びをあげ拳を振り上げた。 2回、カルフーンをスライダーで空振り三振、スミスもスライダーで空振り三振と2回まで5奪三振。43球中29球をスライダーが占めた。 3回1死後、シーガーに安打を許し1死一塁としたが、第1打席を含め今季6打数6安打のハイムを91.3マイル(約147キロ)のカットボールで一ゴロ併殺打に打ち取った。 4回先頭のロウにスライダーを右中間に運ばれ先制点を許すも、後続をスライダーとスプリットで3者連続三振。5回は1死から安打を打たれ、2死一塁からシーガーにカーブを運ばれタイムリーツーベースを浴びる。その後のハイムはスライダーで空振り三振を取った。 6回先頭のロウにスリーベース、続くガルシアはスライダーで空振り三振、タバレスはスプリットで空振り三振、最後はハワードを右飛に打ち取り、無死三塁で得点を与えなかった。 大谷はこの日6回98球を投げ、11奪三振、8安打2失点。エンゼル打線は5安打無得点の零封負けで連勝は2でストップ。“打者・大谷”としては、第1打席は一ゴロ、第2打席は二ゴロ、第3打席は中飛、第4打席は右飛に終わり、快音は聞かれなかった。
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味方の援護がなく、偉業お預けで残念でした。
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