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2022年7月23日土曜日

ベラルーシ大統領「核戦争の奈落」警告 AFP独占取材で終戦訴え

【7月22日 AFP】ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコAlexander Lukashenko)大統領(67)は21日、首都ミンスクでAFPの独占インタビューに応じ、「核戦争の奈落」に陥るのを防ぐためには、ロシアとウクライナ、西側諸国がウクライナでの終戦に合意する必要があると述べた。  ロシアのウラジーミル・プーチンVladimir Putin)大統領と強い同盟関係にあるルカシェンコ氏は、「われわれは立ち止まって合意に達し、ウクライナで起きているこの混乱、作戦、戦争に終止符を打つ必要がある」と指摘。「これ以上続ける必要はない。この先には、核戦争の奈落が待っている。そこに向かう必要はない」と述べた。  また、ウクライナ戦争はロシアとの対立を求める西側諸国が引き起こしたと非難。ロシアが先手を打たなければ北大西洋条約機構(NATO)加盟国は同国を攻撃していただろうとして、ウクライナ侵攻を正当化するプーチン氏に同調した。  ベラルーシはウクライナを侵攻するロシア軍の中継地となっているが、ルカシェンコ氏は直接の参戦を避けており、ベラルーシ国民の多くがウクライナへの軍隊派遣に反対していることを意識しているとの見方もある。  

 ルカシェンコ氏は、ウクライナ政府がロシアとの協議を再開し、要求を受け入れれば戦争は終結すると主張。「すべてはウクライナ次第だ」とし、ウクライナは東部と南部でロシア軍に占領された地域の喪失を受け入れる必要があると指摘した。(c)AFPBB News

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 ロシアに有利な条件での終わりにはならないでしょう。 

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