米大リーグ、エンゼルスは22日(日本時間23日)、後半戦の戦いをスタートさせる。初戦のマウンドを、シーズン開幕戦に続いて託された大谷翔平が白星を挙げると、今季10勝目となり、昨年惜しくも逃した「10勝&10本塁打」を達成する。これは、大リーグでは「野球の神様」ベーブ・ルース以来、104年ぶりの大記録だ。それほどの偉業ではないかもしれないが、この試合で達成が期待される記録は他にもある。そんな陰に隠れてしまいそうな快記録をあらかじめ紹介しておく。(デジタル編集部)
5試合連続2桁奪三振
6月22日のロイヤルズ戦以降の4試合、奪三振数は13、11、10、12と4試合連続で2桁に上っている。これは日本人投手としては、野茂英雄(ドジャース)が、大リーグ移籍1年目の1995年、やはり6~7月にかけて達成して以来の快挙だ。野茂は、5戦連続が懸かったマーリンズ戦は8回で9奪三振と、あと一つ足りなかった。ブレーブス相手に「野茂超え」なるか、注目される。
7登板連続勝利
チームの連敗を14で止めた6月9日のレッドソックス戦以降、投げるたびに白星をつかんでいる。過去日本人では、ダルビッシュ有(パドレス)が、シーズンが短縮された2020年に達成しているが、これに並ぶ。当時はカブスに所属し、8勝3敗、防御率2・01の好成績で、サイ・ヤング賞候補となった。
野茂は1995年6月に6登板連続勝利を挙げた。つまり、22日に勝利すれば、こちらも「野茂超え」となる。野茂は「7」を懸けた登板では、7回1失点だったが、白星は逃した。
2年連続3度目の20本塁打
8日のオリオールズ戦で19号を放ってから7試合ホームランがない。そろそろ大谷らしい豪快な一発が見たいところだ。日本人で20本塁打をマークしたことがあるのは、大谷以外では松井秀喜(ヤンキースなど)のみ。松井秀は2度の2年連続を含め5度達成している。
22日の対戦相手、ブレーブスは昨年のワールドシリーズ王者。ナ・リーグ東地区所属で、大谷は初めて対戦する。
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今日も大谷の活躍を楽しみにしています。
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