東京都の小池百合子知事(70)は29日の定例会見で、8月21日までを「自分、大切な人を守る特別期間」とし、ワクチン、換気、マスクなどでより一層の感染対策の徹底を求めることなどを表明した。
小池氏は28日に都内で初めて陽性者が4万人を超え、重症者が27人となったことを受け、「今一度気を引き締めて感染対策の徹底をお願いをします」と訴えた。
今年はコロナが感染拡大してから初めて行動制限を求められない夏となるが、小池氏は県をまたぐ移動制限は求めない考え。夏休みやお盆など活動量が多くなると見込まれることから、8月21日までを「自分、大切な人を守る特別期間」とし「感染の防止策を一層徹底していただきたい」と述べた。
また医療機関などへの発熱相談や発熱外来などの受診の希望が増加。医療機関への負担が高まっていことを受け「都として保健、医療提供体制をさらに強化する」とした。発熱相談体制について電話の回線数を現状の340から700に強化する。検査については現在、都内に1200か所ある無料検査所に加え、お盆や帰省、旅行をする都民向けに8月5日から18日まで移動のターミナルとなる東京駅やバスタ新宿など6か所に臨時で検査所を設けることも表明した。
また小池氏は旧統一教会との関わりについて報道陣から聞かれたが「まったく関係は無い」と話した。
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本音は、移動制限で外出自粛でしょう。感染防止策の徹底で解決するとは思えない。
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