【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)18日(日本時間19日)=ペン・安藤宏太、カメラ・泉貫太】エンゼルス・大谷翔平投手(28)が、来年3月に行われる第5回WBC出場に意欲を示した。同僚のマイク・トラウト外野手(30)は米国の主将として出場する意向を表明。3大会ぶりの頂点を狙う侍ジャパンとの“トラウタニ対決”が実現する可能性も出てきた。
久々に大谷が日の丸を背負う時が来るかもしれない。来年3月のWBCについて問われると、よどみなく言い切った。
「出たい気持ちはもちろんありますね。けがとかもあって、タイミング的に出られない年もありましたけど。自分に実力があって、選んでもらえるのであれば、プレーしたいなという気持ちはもちろんありますね」
15年のプレミア12ではエース格として出場したが、17年のWBCはメンバー入りも、右足首を痛めていた影響で辞退。これまで出場経験はない。メジャーリーガーの出場は本人や球団の意向に委ねられることが多かったが、侍ジャパンの指揮官が、日本ハム時代の恩師でもある栗山監督であることも大きいのだろう。
「自分を理解してくれる方が監督というのは、やりやすいかなと思います。よりその人と一緒に頑張りたいなという気持ちにもちろんなると思う。(日本ハムで)5年間、お世話になりましたし。もし選んでもらえるのであれば、光栄なこと。一緒に頑張りたいなという気持ちはあるかなと思います」
球団ともWBC出場については「雑談程度」といいながら出場の意思を持っていることをすでに伝えたという大谷。この日、同僚のトラウトが米国の主将としてWBCに出場する意向を示したこともあって、エ軍としても大谷の意思を尊重する可能性が高い。大谷は「プラスの意見はもらっている。そうなったら快く引き受けてくれるんじゃないかなと思います」と好感触であることも明かした。
野球人としての思いもある。球宴前のイベントの一環として約30分間、日米に台湾や韓国のメディアまで加わって受けた取材の中では何度も「もっとプレーする人たちが増えたらいいなと思っている」と野球人口の拡大を願った。大谷が出場となれば、トラウトとの“トラウタニ”直接対決など、日本に限らず世界的な注目を集めることは間違いない。「そういうのを通じて、多くの国のこどもたちがプレーするようになってくれたらうれしい」。夢舞台の夢対決で野球の魅力を世界中に発信したい考えだ。(安藤 宏太)
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トラウトとの対決が見れるでしょうか。
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