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〈「大学一年生」「18歳です」という旨の発言がありましたが、酒席で働く女性が身元を知られたくない等の理由から、年齢や所属先、出身地などについて正確なことを述べないことは良くある話でありますから(中略)「なるほど、大学一年生という設定なのね」と受けとめ、軽い乗りで会話を合わせていたというのが実情でありました〉(原文ママ) 『週刊ポスト』(6月24日号)で「18歳・女子大生」との飲酒パパ活疑惑を報じられた吉川赳議員(40)が、7月15日に自身のブログで反論を綴った。5200文字におよぶ長文。報道から1ヵ月以上経っての釈明理由については、こう書いている。 〈参議院選挙にさえ影響を及ぼすことが容易に想像されました。このため、参議院選挙が終わるまでは沈黙を守り、選挙後速やかにご説明申し上げるつもりでおりました〉 『週刊ポスト』が報じた概要は、以下の通りだーー。 5月27日の夜、吉川氏は未成年と知りながら高級焼き肉店で「18歳の女子大生」と酒を飲み夕食をともにした。その後お台場の高級ホテルに2人で移動し、1時間半ほど滞在。女性はホテル内での生々しいやりとりや、4万円の小遣いをもらったことなどを同誌の直撃取材で答えている。 「当初、吉川氏は強気の姿勢でした。『週刊ポスト』の取材には、〈女性に金銭を渡したこともありません〉〈事実無根の記事を掲載することがないようあらかじめ申し添えます〉と回答していたんです。 しかし、発売された同誌の記事は詳細でした。『証拠』となる写真が多数掲載され、女性の具体的な証言が載っていたんです。吉川氏は、スグに所属していた自民党を離党します」(全国紙政治部記者) ◆パパ活でなく「給与補填」 吉川氏は議員辞職を否定するも、1ヵ月にわたり公の場から姿を消し「雲隠れ」する。説明責任を果たさず議員としての資質に疑問が持たれる態度に、地元・静岡県からも批判が続出。今回のブログでは、釈明がつづられていた。 「吉川氏は、4万円渡したことは確かだがパパ活ではないと訴えています。女性は都内のクラブで働いており、焼き肉店に行ったのは『同伴』のためだと。食事後に彼女が突然クラブを休むと言い出したので、『給与補填』のために4万円を渡したのであり、パパ活目的ではないという理屈です。酒を供するクラブで働いていたため、女性を未成年と判断するのは難しかったと記しています。 焼き肉店は完全個室だったのに、会話内容が『週刊ポスト』に漏れるのもおかしいと報道のあり方にも疑問を呈している。女性と週刊誌があらかじめ組んで、取材したのではないかとの主張です。吉川氏は、不法行為にもとづく損害賠償を求め裁判を起こすとしています」(同前) だが吉川氏の主張には、首を傾げたくなる点が多い。『週刊ポスト』の取材に女性へ金銭を渡したことはないと回答しながら、今回は「給与補填」のため4万円を渡したと一転。彼女とホテルに行ったことに対する、明確な説明もない。ネットでは「ブログでなく説明会見を開き、疑問にしっかり答えるべき」という不満が高まっているのだ。 「批判が集まっているのは、吉川氏が公の説明を拒否しているからだけではありません。騒動が起き雲隠れしながら、6月30日には議員のボーナスに当たる期末手当286万1358円が支給されました。6月1日時点で議員であれば、自動的に受けとれます。しかし有権者の中には、『これだけの騒ぎになっているのだから返納すべきだろう』という声もある。 また離党したにもかかわらず、吉川氏のブログや事務所ホームページに『自民党』のロゴや岸田文雄首相の写真が掲載されているのもおかしい。プロフィールは『自由民主党静岡県衆議院選挙区第五支部長』となったままです(いずれも7月18日時点)。まるで自民党公認の肩書が、いまだに付いていると受けとられかねません。国会議員である吉川氏は、こうした疑問や批判に対し自身の口で答えるべきでしょう」(静岡県の野党関係者) ブログで釈明して一件落着とは、当然ならない。吉川氏には、国民が納得する説明が求められる。
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税金の無駄で、地元の有権者にも責任ありでしょう。
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