国家公務員の始業時間を早めて朝型勤務とする「ゆう活(ゆうやけ時間活動推進)」が1日朝、スタートした。
全国家公務員約51万人のうち4割の約22万人が7~8月、勤務時間を1~2時間前倒しし、夕方に帰る意識を持って残業を減らすことが狙いで、初めての試みとなる。安倍首相はこの日、首相官邸で記者団に「長時間労働の慣行を変えるきっかけにしたい」と語った。
午前8時過ぎ、内閣府大臣官房総務課の参事官・山崎速人さん(47)は、霞が関の民間保育園に普段より1時間早く長女(1)を預けに来た。国会対応を担当し、帰宅は夜11時を回ることもあるが、「少しでも早く帰って寝かしつけたい」と話し、「組織全体で取り組めば皆が帰りやすくなる」と、ゆう活の定着を希望する。
各省庁は期間中、午後4時15分以降の会議も原則禁止とし、幹部が早期退庁を促す。ただ、厚生労働省の40歳代職員は「国会対応の業務が発生すれば残業は避けられない」とし、「結局、労働時間が朝の1時間分、長くなるのでは」と懸念した。
(読売新聞)
国民に不人気な、労働時間の短縮にならないサマータイムを導入したい人がいるのだろう。
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