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2015年7月13日月曜日

ギリシャ危機 5年間のユーロ離脱も検討 ドイツ財務省


 ドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネ日曜版(電子版)は11日、ドイツ財務省が、財政危機に陥ったギリシャに対し、ユーロ圏から最低5年間の離脱を求める案も検討していたと報じた。ドイツ財務省の立場をまとめた内部文書で明らかになったとしている。

 ただ同紙は、こうした案が他のユーロ圏諸国の理解を得られるかは不透明だとしている。

 文書によると、ドイツ財務省は「(ギリシャ政府の)財政再建案は、長期的な経済成長を遂げ持続的に発展するために必要な改革が欠けている」と指摘。早急に再建案を改善するか、ユーロ圏を一時的に離脱し、その間に債務削減を検討すべきだとしている。

 再建案の改善策としてはギリシャが500億ユーロ(約6兆8千億円)相当の資産を、第三者基金を通じて売却し債務削減に充てる方法を提示した。

 一方、ユーロ圏を一時的に離脱する場合、債務返済が困難になった国の負担を軽減する措置を話し合う、主要債権国によるパリクラブのような枠組みの活用を視野に入れているという。ギリシャは欧州連合(EU)に加盟し続け「人道的、技術的な支援を受けることになる」としている。(共同)
(産経ニュース)

 ドイツは、ギリシャをユーロ圏から離脱させたいのだろう。
 
 一時的に追い貸ししても、数年後には、また同じ危機が起こり、ドイツの経済的負担が増えるだけだろう。

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