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2015年7月2日木曜日

靴販売のABCマート、違法残業100時間 運営会社など書類送検

 東京労働局過重労働撲滅特別対策班は2日、靴の販売店「ABCマート」が従業員に違法な長時間労働をさせたとして、労働基準法違反容疑で、運営会社と役員らを、東京地検に書類送検した。

 送検容疑は、平成26年4~5月、東京都内の2店舗で、従業員計4人に対し、それぞれ月100時間前後の違法な時間外労働をさせるなどした疑い。

 同局によると、これまでにも複数の店舗で指導してきたが、改善が不十分だったという。

 特別対策班は、厚生労働省が4月、いわゆるブラック企業対策のため、東京労働局と大阪労働局に設置。書類送検を行うは、両局を通じて今回が初めて。

 運営会社のエービーシー・マートは、「このような事態に至ったことは誠に遺憾。関係者の皆様に深くお詫び申し上げます」とコメントした。
(産経新聞)

 違法残業はなくならない。

 小売店や飲食店などお店の営業時間が長いため、店長や一部の従業員は、月45時間の残業時間の限度を超えてしまう。

 悪質なブラック企業は、営業時間の間に形式的に休憩時間を作るも、実際には勤務している場合もある。

  

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